学生・研修医の方へ

教授メッセージ

ACTION

口腔外科のスペシャリストだけでなく
地域医療に貢献する医療人を育成する

当科では、口腔外科学会認定医・専門医・指導医を取得する専門家の育成を目指しています。口腔外科学会の専門医は、日本歯科専門医機構が認定する標榜可能な資格です。その資格に値する知識、技能、倫理観、科学的思考を備えた人材を責任もって育成しています。そして、その中からさらなる高みを目指し、口腔外科学会指導医や顎変形症学会、口腔科学会や口蓋裂学会など、それぞれが目指す専門分野のスペシャリストが出てきてくれることを期待しています。
一方、口腔外科医療の基礎を学び、その後地域医療に貢献する歯科医療人を育成することも非常に重要であります。決して、口腔外科のスペシャリストだけではなく、一般口腔外科を修得して地域医療で口腔外科医療を提供できる人材も育成しなければなりません。

口腔外科の診療領域は広く、おもに大学病院や高次医療機関で提供する領域もあれば、地域医療で必要とされる診療領域も多くあります。また、これから訪れる誰しも経験したことのない超高齢社会において、口腔外科を学ぶこととそれに付随する知識とスキル、例えば抗がん剤などの薬物療法に対する知識、全身疾患を有する患者さんの歯科治療を行うにあたっての医科歯科連携の経験は、開業医として地域医療に貢献できる大きな武器になります。

ぜひとも口腔外科を修得し、そして、できれば口腔外科を極めましょう!
見学もお待ちしています。

資格取得までの流れ

女性医師の活躍

現在女性歯科医師の数は増加傾向にあり、当科でも医局員の約半分が女性です。皆がそれぞれのライフステージに応じた働き方をしており、出産前後の産休・育休制度はもちろんのこと、勤務復帰後の資格取得などのキャリア支援をすすめています。
広島大学病院には保育情報の提供やマタニティ白衣の貸し出しなど、女性医師のさまざまなライフステージでの働き方を支援するために女性医師支援センターを設置し、大学病院全体で女性医師の活躍を推進しています。

当科の取り組みとしては、女性だけではなく子育て中の医局員が家族との時間もしっかり持てるよう、休日・夜間は当直対応とするなどの対策をおこなっています。診療においてはチーム制を取り入れており、症例を複数人で担当することでお互いの仕事をフォローしながら勤務をしています。ライフステージの変化によりキャリアを諦めることがないように教室全体で取り組んでいます

口腔外科学会PR動画

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